ソニー 3D対応ブルーレイディスクレコーダー体験イベントその1（商品コンセプト誕生秘話）

UTAN1985

SPECIAL [スペシャル] ソニーブルーレイディスクレコーダー体験イベントレポート

2010年9月22日 23:52

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2010年8月26日に発表されたソニーさんの最新3D対応ブルーレイディスクレコーダーの開発者説明会＆体験イベントに参加してきました。
体験してきたブルーレイディスクレコーダーは10月22日発売予定のBDZ-AT500でした。
3D対応ってのも目玉ではありますが、AVCでのダブル長時間録画中にBD再生やダビング可能だったり、起動時間がメチャクチャ早かったりとブルーレイディスクレコーダーとしての基本性能がかなり向上した「ストレスフリー」なブルーレイディスクレコーダーでした。
起動スピードや番組表は旧機種との比較も見せていただけましたよ～。

このレビューは「みんぽす」の無償イベントに参加して書かれています。(詳細は末尾で)

それでは、レポート開始です。

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会場はソニーさんの本社でした。ソニーマーケティングさんには何度かイベントでお伺いしていましたが、ソニー本社は初めてでした。もー超デカくて綺麗なビルでしたよ。

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イベントを行う部屋は、会議室やミーティングルームを想像してたんですが、間接照明とソファーのムーディーな部屋で行われました。いつものイベントと違った雰囲気で、かなり新鮮でした！

まずは、今回、ご説明くださったSONYの方を紹介します。

お話ししてくてたSONYの方々

成田さん
プロダクトマネージャーでブルーレイディスクレコーダーの商品企画担当の方です。通称「ドルジ」（笑）お店などでお客さんから「朝青龍に似てる」と言われるそーですよ。ちなみに海外方に自己紹介する際は「アイアムナリタエアポート」で掴みはオッケーらしいです（笑）もともとPS2のグラフィックシンセサイザーのエンジニア担当していたそうです。その後田村正和さんをCMで起用した「スゴ録」の企画を担当し、海外のDVDレコーダー企画から昨年6月よりBDレコーダーの国内モデル企画担当になったそうです。
今回のイベントのメイン司会と商品企画に関してお話いただきました。

伊久(これひさ)さん
ブルーレイディスクレコーダーのシステムアーキテクトです。 2003年から「田村のスゴ録」のソフトウエアの設計リーダーを勤め 2007年よりBDレコーダーのシステムアーキテクトを担当になったそうです。性格は負けず嫌いで、特に自分に負けるのが嫌いだそうでして、この性格が今回の高速起動に繋がっている感じでしたね。今回はブルーレイディスクレコーダーの起動について、かなり熱くご説明いただきました。

山内さん
ブルーレイディスクレコーダーの録画ソフトウェア担当の方です。 Clip-On（クリップオン）のDB、初代BDレコーダ「BDZ-S77」のBD規格周辺、RDZ-D5では録画ソフトウェアのリーダーを担当し、以降、デジタル録画機の録画ソフトウェアリーダーを担当しているそうです。今回はブルーレイディスクレコーダーの録画について、ご説明いただきました。

長坂さん
スマートフォンから録画予約ができるChan-Toruの開発担当の方です。今回はヴィジョンアーツ株式会社としてChan-Toruをご説明いただきましたが、ソニーに席を置きホームエンターテイメント系のアプリケーションやサービスの開発を行っているそうでして、FeelTagやPetamapのパノラマップを開発したそうです。ちなみに昔はCDメガチェンジャーの電計設計屋さんだったとのこと。

辰巳さん
ブルーレイディスクレコーダーのハードウェアシステム担当の方です。 BDZ-S77からRDZ-D5、BDZ-X90/L70/T70/T50、そして今回のブルーレイディスクレコーダーを担当しているそうです。ちなみに昨年発売されたブルーレイディスクレコーダーのWおまかせチャプターの仕掛け人でもあるそうですよ。今回はハードウェアのご説明いただきました。

佐藤さん
国内でのレコーダーのマーケティング担当の方です。実機でのデモを解説して頂きました。イベント終了後にも実機にて色々と解説いただきました。

以上、紹介でした。
ふ～…なんか今回はお話してくれた方が沢山いるな…＾＾；

まず最初のお話いただいたのは、今回のブルーレイディスクレコーダーが開発されるまでの経緯、
「商品コンセプト誕生秘話」です。

初期の商品コンセプト

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まず商品企画は、関わっている方を納得させる為に、ストーリーを考えるそうです。
そこでソニーさんが考えたのは…、

「はやい」 起動が、速い
「うまい」 探すのが、巧い
「やすい」 録画が、し易い

なんです…しかし、これ非常に分かりやすいんですが、
営業担当から「録画し“易い”」が「値段が“安い”」に見られてしまい、お客さんから「じゃ安くしてくれるの？」って事になってしまうと、ダメ出しが出たそうです。
確かに、どこかの牛丼屋のキャッチと同じなんで、「安い」に見られがちかも（笑）

「アッタマいいネ！」を継承した商品軸で勝負

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そこで「やすい」は使わないように、変更したそうです。

「はやい」 動作が、とても速い
「うまい」 録画が、とても巧い
「きれい」 画像が、とても綺麗

今後、アナログ放送が終わり、地デジに切り替わるタイミングで、初心者の方がレコーダーを買いに来る事を想定しているそうです。今までレコーダーを使った事が無い方にも使いやすいモノを考え、他社さんも含めて「簡単」をテーマとしたレコーダーが開発されてきています。
同じ「簡単」だけでは他社との差別化ができません。そこで、ソニーさんは篠原涼子さんのCM「アッタマいいネ！」というキャッチの「賢い」を加え、「簡単」でかつ「賢い」から楽に使えるブルーレイディスクレコーダーをテーマとしました。

ちなみに、うちの両親はシャープさんの初代アクオスBDレコーダーを使っているんですが、最初の頃、かな～り僕に電話で使い方を聞いてきましたよ＾＾；
最近はめっきり電話が掛かってこなくなったな…ついに使い方覚えたのかな？と思ったら、僕に悪いからと直接シャープさんのサポートに電話しまくっているようです（笑）

「はやい」、「うまい」、「きれい」とは？

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「はやい」、「うまい」、「きれい」は具体的に、どのような機能かというと…

「はやい」動作が、とても速い

瞬間起動、省エネ高速起動、ストレスフリーな動作スピード

「うまい」録画が、とても巧い

パーフェクトW録、2番組同時長時間録画、簡単番組検索ボタン

「きれい」画像が、とても綺麗

おまかせ画質設定、長時間録画でも綺麗な画質

こうして、新しいブルーレイディスクレコーダーは
「はやい」、「うまい」、「きれい」で「賢く」使えるレコーダー とコンセプトが決定しました。

パッと起動！パッと録画！パッと再生！

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そのコンセプトをもとに、キャッチコピーは「パッと起動！パッと録画！パッと再生！」に決定！！

そして、具体的にこの3つの「パッ」は何かというと…

パッと起動！「0.5秒瞬間起動」

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「パッと起動！」は電源ONで待たずに使える「0.5秒瞬間起動」。
これは、実機でデモを見せていただいたのですが、本当に「パッと起動！」でした！
早かったですよ～！

パッと録画！「番組表一発予約」

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「パッと録画！」は、ボタン一発で録画予約が完了する「番組表一発予約」。

パッと再生！「オートグルーピング」

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「パッと再生！」は、家族で使うことを想定し、簡単に家族分けができるオートグルーピング機能。

新しい挑戦「Chan-Toru（チャントル）」

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そして、新しい試みとして、スマートフォンから録画予約が可能なChan-Toru（チャントル）も用意しているそうですよ。

以上、ブルーレイディスクレコーダー「商品コンセプト誕生秘話」のお話でした。
次回からは各開発担当による開発秘話のレポートになります。
まずは、「パッと起動！」のお話しと、実機を使った旧機種との起動スピード比較になります。

ちなみに、起動スピードは爆速でしたよ！！動画も撮ってきたので体感できるかなと思います。

→「開発秘話：起動時間短縮への挑戦」に続きます。

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このレビューはWillVii株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」から招待されたイベントに参加して書かれています。本イベントへの参加及びレビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)。本イベントに参加された他の方のレビューはこちらのみんぽすTBセンターでご覧になれます。(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)

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