鷲宮神社に初詣に行ってきました。

僕は子供の頃から毎年、地元の鷲宮神社に初詣にいきます。鷲宮神社は関東最古の大社と言われ、神楽は重要無形民俗文化財に指定されてたりする由緒正しい神社ですが、みなさんもご存じのように鷲宮神社は「らき☆すた」効果により、昔とは様変わりしています。

「らき☆すた」の聖地巡礼が始まった当初はメディアなどでもマイナスイメージな報道がされていましたし、僕の両親も含めて街の住人は少し気味悪がったりしてました。まー、今まで人の来なかった田舎の街に突如大勢の人が訪れ、しかも痛車とかでやってくれば、そりゃ驚きますし、不審に思いますよね（笑）でも、いつのまにか、神社や商工会などが協力してグッズ販売やイベント開催をし、町おこし（「萌えおこし」とも言うらしい）として成功してしまったという…。僕はここまで鷲宮町が柔軟な対応をするとは思っていなかったので、かなり驚きましたよ。
年々グッズを取り扱うお店も増え、去年はメイド喫茶風の店もありましたね（今年はやってなかったっぽいですが）しかも、初詣だけではなく秋祭りでも「らき☆すた」神輿が練り歩いているようです。
詳しくはWikipwdiaにて、ご確認ください。
→聖地巡礼と地元での町おこしイベント：らき☆すた

で、今年も初詣に行ったわけですが、僕が行ってきたのは1月2日です。
ちなみに家から神社までは歩いて10分もかかりません。

行く途中で鷲宮駅の構内を通ってみたら、なんと「痛茶」なるモノを販売してました。
僕は「痛茶」は知らなかったんですが、こんなモノのようです。
→「痛茶」発売！　西又葵イラスト仕様のペットボトル緑茶、特典アリ：アキバ総研

途中のお店では「ツンダレうまからソース」というのも売ってました。
なんと鷲宮オリジナルグッズのようです。しかも売り切れておりました。
→鷲宮のソース第2弾『ツンダレうまからソース』発売！：さくらみや観光協会

神社に着いたのは午後2時ごろだったんですが、この時点で賽銭の行列が神社を飛び出して町の道路まで伸びていました。待ち時間は1:30～2時間との事。「らき☆すた」ブレイクは前はほとんど待ち時間なんてありませんでした（笑）ちなみに僕は並びません（ぉ

入り口ではサイタマニアなる新聞が配られていました。
巡礼ナビ、鷲宮萌え歴史年表や「らき☆すた」の4コマ漫画や掲載されてます。
地元民としては結構おもしろかったです。
→マニアックな埼玉情報お届け：サイタマニア

やはり鷲宮神社といえば痛絵馬でしょう。今年も豊作でしたよ（笑）

僕は毎年おみくじと商売繁盛のお札を買います。
うちの両親曰く、昔はお札は半額だったと言ってました。しかも各家にお札を売りにまわって来ていたとの事。どの位昔の話かは聞き忘れましたが（汗）
ちなみにおみくじは吉でした。

ここで去年のお守りやお札を納めてます。僕も毎年お世話になっています。

全然関係ないですが、鷲宮神社には孔雀がいます。なんか理由があるのかな？

そして、こんな店も出ています。これは確か去年も出ていたような気がしますが、
ちょっと神社っぽくないですよね（汗）

それにしても今年もスゴイ人でしたね。年越し（31日）には声優の平野綾さんまで来ましたからね。
→［平野綾］巫女姿で“聖地デビュー”鷲宮神社へ初参拝　ファン500人が大歓声：マイコミジャーナル

鷲宮町は人口3万程度の街（今では久喜市と合併しちゃいましたが）なのに、初詣で40万人以上きますからね。今年は50万人と予想されていますからスゴイ事です。
でも、いつまでも「らき☆すた」に頼ってるのは厳しんじゃない？って思ってたら、「らき☆すた」をきっかけに鷲宮に訪れたファンと地元商店が「鷲宮SNS」を開設し「オタクによるまちおこし」を始めており、「らき☆すたの聖地」から「オタクの聖地」へシフトしていっているようです。
ここまで鷲宮とファンの交流が深いとは想像もしていませんでしたね。なんでも、久喜市と合併の際には鷲宮町卒業式と言うイベントを行い、ファンが自分の街のように悲しんだそうです。もうこれは「らき☆すた」のファンから鷲宮のファンになっていますよね。 ここら辺に「町おこし」…いや「萌えおこし」の成功の鍵がありそうですね。

また、近隣では「らき☆すた」の主人公の実家がある幸手市や、「みつどもえ」と言う作品の舞台になっている上尾市でも、町おこし的な事を行っているようですね。
スゴイな埼玉…ちなみにクレヨンしんちゃんの舞台は春日部市です（笑）

地元民の僕としては、この「町おこし」は大歓迎です。どんな形であるにしろ街が盛り上がるのは嬉しいですし、アニメ好きですので、こういった盛り上げ方にも抵抗はありません。 ただ「らき☆すた」自体は見たことがないんですよね（汗）
できれば、僕の知っている作品も「町おこし」に加えて…って舞台が鷲宮じゃないと無理か（汗）
ならば、今後の制作されるアニメ作品で鷲宮を使って欲しいですね…ここはアニプレックスさんあたりに期待するか＾＾；
あっ、もちろん宇都宮が舞台ってのもアリです（笑）