NEX-5 ＋ SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM レビュー その1（外観チェック）

SIGMA（シグマ）さんのデジタル一眼レフカメラ用交換レンズSIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM」をお借りしました。「SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM」は、ズーム全域で開放値F3.5の明るさを実現した、デジタル専用の超広角ズームレンズです。

またまたまたSIGMAさんのレンズをお借りする機会をいただきました。 これまで、超広角「SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」と超望遠「SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」を借りたんですが、今回は何にしようかとちょっと悩みました。最近はDP2xやNEX-5+PEN-Fなど単焦点の標準レンズをメインに使っています。で、風景などを撮ってるときに、もっと広角で撮りたいと感じていたので、広角レンズを借りる事にしました。
以前借りた超広角「SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」も結構好きだったのですが、同じレンズを借りて面白くありませんので、SIGMAさんのライナップから別の広角を探してみました。 そこで、10mmスタートでF3.5通という明るいレンズを発見。
と言う訳で今回は「SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM」を借りてみました。

それでは、まずは外観をチェックしていきますよ。

レンズはいつもどおりSIGMAのブラックボックスに入っています。
ちなみにレンズのスペックは以下

• レンズ構成：10群13枚
• 画角：102.4°～63.8°
• 絞り羽根枚数：7枚
• 最小絞り：F22
• 最短撮影距離：24cm
• 最大倍率：1:6.6
• 最大径×全長：φ82mm
• 最大径×全長：φ87.3mm×88.2 mm
• 重量：520g

詳しくはシグマさんのサイトにて
→ズーム全域で開放値F3.5の明るさを実現した、デジタル専用の超広角ズームレンズ　10-20mm F3.5 EX DC HSM　株式会社シグマ

箱からレンズを取り出しました。この写真には写ってませんが、レンズケースも付属しています。レンズは表面が梨地でした。前回借りた「SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」は梨時では無く、ツルツルでした。最近のSGIMAレンズは全部ツルツルと言う話も聞きますので、僕が借りた個体がたまたま、ちょっと古い固体だったのかな…？

EX-5の標準ズームレンズ「SEL1855 E18-55mm F3.5-5.6 OSS」と「SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM」の比較。
標準ズームよりもかなり大きいですね。

前玉のアップ。この写真では分かりにくいですが、魚眼レンズのように少し彎曲しています。

で、NEX-5にマウントアダプターLA-EA1を使用して「SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM」を装着！うーん、レンズが先端が多きくなっているデザインのせいもありますが、かなりの迫力ですね。

後ろから。やっぱレンズ大きいですね。

横から。EXの文字が光ってますね。ちなみにSIGMAレンズの「EX」銘がついたレンズは高級レンズシリーズとなります。現在、ズームレンズではF値通しのレンズの場合にこのEXが付くと事。ですので単焦点にはこのEXが付くものが多いですね。

反対側から。前玉側がフォーカスリング、後ろがズームリングとなっています。ズームリングを回すとレンズの全長も変化しますが、そもそも10-20mmという画角のため、ほとんど全長は変化しません。

付属品の花形フードアダプターを装着。どんどんNEX-5の存在感が無くなっていく…まっ「SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」の時ほどでは無いですが（笑

ラストは例のごとく、正面からアップで。「SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM」は前玉が大きいので、かなり迫力のあるデザインですね

以上、外観＆NEX-5とのフィッティングレビューでした。
重さはNEX-5が約229gで「SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM」が520gと倍以上の重さです。
マウントアダプター LA-EA1はレンズ内にAF用のSAM（DCモーター）、SSM（超音波モーター）を搭載しているレンズの場合、AF(オートフォーカス)が使用できます。「SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM」もHSM(Hyper Sonic Motor)という超音波モーターを内臓しているのですが、今までお借りした「SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」、と「SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」と同様にAFはダメでした。シャッターボタンを半押しでレンズモーターが作動しピントをあわせようと動くのですが、永遠にピントがあうことはありません（泣）
ですので、NEX-5＋LA-EA1＋「SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM」の組み合わせは、MFで、手振れ補正無しとなります。
ただし、先日のファームウェアアップで追加されたマニュアルピーキングが役にたってくれるはずです。これは楽しみ。

また、絞りについてはライブビューではつねに開放状態の表示となります。もちろん、撮影した写真にはキチンと絞りが反映されまのでご安心を。今までNEX-5+マウントアダプターで使ってきたSIGMAレンズと同じですね。
それでは次回に続きます。