HOMEカテゴリCAMERA[カメラ]NEX-5 + SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM レビュー その6(超広角レンズで撮る大谷平和観音、奇岩群)
SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM

NEX-5 + SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM レビュー その6(超広角レンズで撮る大谷平和観音、奇岩群)

NEX-5+LA-EA1+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
SIGMA(シグマ)さんのデジタル一眼レフカメラ用交換レンズ「SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」をお借りしました。「SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」は、APS-Cサイズデジタル一眼レフカメラ用交換レンズで世界初の8mmをカバーするデジタル専用超広角ズームレンズです。(既にお返ししています) 今回は宇都宮市の大谷平和観音・奇岩群を撮影してきました。
このレビューは「みんぽす」の無償イベントに参加して書かれています。(詳細は末尾で)
「大谷石地下採掘場跡」の周辺には実は観光スポットが集中しています。凝灰岩層壁面に総手彫りで彫られた高さ27mの大谷平和観音や、国指定名勝の大谷の奇岩群とそれらを一望できる大谷景観公園、国の特別史跡及び重要文化財に指定されている「大谷磨崖仏」のある大谷寺、国の登録有形文化財である旧大谷公会堂など「大谷石地下採掘場跡」以外にも、観光名所が数多くあるのです。

メインの撮影は前回記事にした「大谷石地下採掘場跡」だった訳ですが、そこに辿り着くまでに、大谷平和観音と奇岩群も撮影してきたので、自然風景の作例としてご紹介します。
例のごとく手ブレ補正無し&MFで撮影しています。(三脚は無し)

市営大谷駐車場から大谷平和観音へ

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(F4.5 1/3200 ISO800 8mm)

大谷観音の近くには大きな駐車場があります。ここはかなり広く無料なので大谷に来る際にはここを利用するのをオススメします。 →宇都宮市営大谷駐車場
その駐車場から大谷観音に向かう道には今では営業していないお店が、いくつか並んでおり、かなり廃れた雰囲気でいい味出してます。

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
(F5 1/640 ISO800 8mm)

道の周りには小さめの奇岩郡を見ることができます。まっ小さいといっても3~4mはありそうな大きさです。

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
(F4.5 1/640 ISO200 8mm)

駐車場からの道を真っ直ぐ進むと…見えてきました!大谷平和観音です。

大谷平和観音

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(F5 1/640 ISO200 12mm)

大谷平和観音がある場所は広場になっています。
平和観音の高さは約27m足元にいる人でその大きさが分かるでしょうか?
これ全て手彫りなんです、凄いですよね。

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(F5 1/400 ISO200 12mm)

広場の周りは切り取られ整形された大谷石で囲まれています。
なんかコンクリートのデザイナーズマンションに見えなくもない(笑)

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(F5.6 1/250 ISO200 8mm)

大谷平和観音は上に登る事ができます。さすがに牛久大仏のように中には入れませんが(笑)

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(F5.6 1/640 ISO200 8mm)

登るとちょっとした展望台になっており、平和観音の横から広場を一望できます。

大谷平和観音から大谷景観公園へ

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(F4.5 1/400 ISO200 8mm)

ここから「大谷石地下採掘場跡」へ向かいました。昔に一度来たことはあったのですが、すっかり忘れていました。とりあえず記憶を辿り広場の横の大谷石の間を抜けて進みます。

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(F5.6 1/60 ISO200 8mm)

途中には大谷石の彫りモノを売るお店が。このお店の向かいに、国の特別史跡及び重要文化財に指定されている「大谷磨崖仏」のある大谷寺があるのですが、今回は「大谷石地下採掘場跡」がメインだったのでパスしました。ちなみに、ここのおじさんに「大谷石地下採掘場跡」への行きかたを聞きました(笑)

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(F5.6 1/80 ISO200 8mm)

先程のお店&大谷寺から「大谷石地下採掘場跡」へ向かう道では様々な奇岩群を見ることができます。車の大きさで分かると思いますが、かなりの大きさです。つかそんな所に車止めるのはちょっと怖いぞ(笑)

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(F6.3 1/30 ISO320 8mm)

黒っぽい色と、白色の大谷石が積層になっていますね。
この大谷石は軽石凝灰岩の一種で、火山の噴火により噴出した火山灰が堆積してできた岩石です。火に強く、柔らかく加工しやすいので塀や蔵などに利用されています。
詳しくはこちらのサイトで解説されています。 →大谷石について:大谷石産業
そう言えば埼玉の実家の塀は大谷石だったな。

大谷景観公園

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(F5.6 1/800 ISO200 9mm)

大谷平和観音から少し歩くと大谷景観公園があります。
芝生が整備されており、ベンチなどもありますが、真冬だったせいか人っ子1人いません(汗)

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(F5.6 1/250 ISO200 9mm)

この大谷景観公園から見る、切り立った奇岩石はかなりの迫力で見応えがあります。
また上には松が生えており、この景観から「陸の松島」とも呼ばれいるそうです。

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(F5.6 1/500 ISO200 8mm)

ここから見える奇岩群は国指定名勝に指定されています。
なお、写真では見えませんが、柵と大谷石との間には川が流れています。

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(F5.6 1/250 ISO200 9mm)

道を挟んだ反対側にはこんな岩もあります…これって大谷石なのか?
このまま、進んで行くと「大谷石地下採掘場跡」に付くのですが、ここから結構歩く事になります。「大谷石地下採掘場跡」にも駐車場があるので、歩くのが嫌な方は車で移動するのもありです。

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(F6.3 1/80 ISO200 8mm)

これは約1時間後に別角度からの大谷景観公園。
「大谷石地下採掘場跡」での撮影帰りです。先述した川が見えます。

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(F5.6 1/40 ISO200 16mm)

夕日に照らされる大谷奇岩群。

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(F5.6 1/125 ISO200 8mm)

先程通った平和観音のある広場続く大谷石の壁。
当たりが暗くなった事でかなり重厚感が増して見えます。

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
(F5.6 1/320 ISO200 15mm)

すっかり日が暮れてしまいました。
結局2時間半ぐらい滞在していたようです。もっとサクっと撮影して帰ってくるつもりだったんですが、撮影してるとあっという間に時間が過ぎてしまいますね(汗)

前回の「大谷石地下採掘場跡」の時も言いましたが、もっと絞って撮れば良かったと後悔しています。F8~F11位が画面全域での解像力のピークらしいので、そこまで絞りたかったな…三脚も持ってたし。ちなみに僕的には、PCのモニタ内で収まるサイズで表示していると、周辺部のアマサはそこまで気にならないかな。

これからは絞りについて、もっとよく考察して撮影していきたいと思います。

それでは、次回に続きます。
13942-2727-215412


このレビューはWillVii株式会社が運営する レビューサイト「みんぽす」から招待されたイベントに参加して書かれています。 本イベントへの参加及びレビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)。本イベントに参加された他の方のレビューはこちらのみんぽすTBセンターでご覧になれます。(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)

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COMMENT

こういうシチュエーションにはこのレンズ最適ですよね。
あー、NEX-5のEレンズで超広角出してくれないかな(^^;

ZEAK2011年4月13日 18:38

>>ZEAKさん


どもです^^


超広角出して欲しいですよね。
そして、Eマウントレンズを早く充実させて欲しいです~。
やっぱAF使えた方が楽チンですしね^^;

UTAN19852011年4月14日 00:59

NEX-5 + LA-EA1 + 
タムロン 18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD Model B008 ソニー用

という組み合わせなんてできるのかな?と思っていたのですが、AFは使えないんでしょうかね?

NEKUTAI2011年4月17日 20:04

>>NEKUTAIさん


僕はタムロン製のレンズを使った事が無いので何とも言えませんが、
この「SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」に関して言えば、
超音波モーター式なのでAFが使えると期待していたんですが結局ダメでした。
詳しくは以下の記事の下の方に記述しています。
http://www.utan1985.com/category/entry/201102/20110212_01.php


尚、現在「SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」をお借りしているのですが、
これも超音波モーター式ですがAFは使えません。
私物の「SONY DT 30mm F2.8 Macro SAM SAL30M28」に関しては、AFが使えます。


僕の予想としては現状ソニー製レンズ以外は動作しないような気がしていますが、
他社製レンズをSIGMAしか試したことがないのでなんとも言えません。
ですので、購入の前にタムロンに確認するのをお勧めします。


ちなみに、SONY DT 30mm F2.8 MacroのAF速度はかなり遅いです。

UTAN19852011年4月18日 00:43

TAMURONから回答がありました。

保証はしないけど、基本動作については問題ない、というような解釈でよいのでしょうか?

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ご照会のModel B008 ソニー用レンズと(アダプターを介した)NEXシリーズとの組み合わせにつきましては、AF作動等、基本動作におきまして特に問題ございません。
ただし、弊社テレコンバーター(販売終了品)を装着しての使用はできません。

また、ご照会のレンズは、αマウントのデジタル一眼レフカメラ専用に開発・設計されたレンズです。そのため、αシリーズ以外のカメラとの組み合わせ使用につきましては、全ての機能・動作について保証致しておりませんので、何卒ご了承願います。
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NEKUTAI2011年4月19日 23:11

おっしゃる通り「保証はしないけど、基本動作については問題ない」と思われますね。
結局は何か問題があっても自己責任って事ですかね。


どこか実機が置いてあるお店があれば、試しにNEXと組み合わせて使わせて貰うのというのも手ですね。

UTAN19852011年4月20日 01:30